公開講座

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11月10日(日)哲学の教室 はじめての西田幾多郎 『善の研究』を読む「キャンセル待ち」はこちら

●公開講座のご案内

 公開講座は「詩を味わう、詩を書く」など、一日かけてテーマごとに「読む」「書く」「聞く」「話す」を織り交ぜながら、
講師(若松英輔)とともに言葉への経験を深めていく講座や、課題図書を設定して、
さまざまな鍵となる文章を抜粋したレジュメを中心に講師が解説していく講座などがございます。
(詳細は各講座の案内をご確認下さい)
こちらは20〜40人前後(会場による)で行う講座で、レジュメ付きです。課題の<特典>はございません。
 当講座には、お申込み頂ければ、どなたでもご参加頂けます。(事前のアンケートなどの提出は不要。入会金も掛かりません)
若松の講座に初めて参加してみようと思われる方や、興味のあるテーマに出会った場合などに、お気軽にご参加頂ければと思います。

<講座受講までの流れ>

●クレジットカード払いの場合
1.クレジットカード専用ページからのお申込み
2.ご案内メール(自動送信)受信
3.講座当日

●お振り込みの場合
1.申込フォームからお申込み
2.ご案内メール受信
3.ご入金(銀行振込)
4.講座当日

哲学の教室 はじめての西田幾多郎 『善の研究』を読む

一九一一(明治四四)年、今からおよそ一一〇年前に西田幾多郎の『善の研究』が世に送り出されました。この本によって、日本の哲学が始まったと言われます。
そのことは同時に、『善の研究』が誕生するまで、日本にはいわゆる「哲学」を展開する言葉がなかったことと言えます。
『善の研究』は、難解なことで知られています。しかし、冷静に見てみると、難解に感じられるのは、西田が考えたことが難しかったからではなく、「哲学の言葉」が、日本語として充分に定着していなかったところにも大きな原因があるようです。
たとえば、書名になっている「善」、そして「歴史」「意識」「自己」なども平易な言葉ですが、西田の著作のなかでは独自の意味をもって用いられています。
書かれている文字は理解できても、「文章」になると意味が取りにくいのです。
今回は、「善」あるいは「純粋経験」という、西田が長年の格闘の末にたどり着いた言葉をじっくり読み解きながら、私たち自身の哲学的原点となったこの本との対話を深めてみたいと思います。(若松英輔)

※いつかは読んでみたいと思っていらっしゃった方、新たな視点で再読してみたいと考えていらっしゃる方にもおすすめの講座です。

※『善の研究』(岩波文庫)など複数の版があります。少しだけでも目を通しておいて頂けると良いかと思います。(完読しておく必要はありません)


【日時】2019年11月10日(日)10:30〜16:30(受付開始10:15〜)
【参加費】8,364円+税(税込9,200円)
【会場】新宿三丁目貸会議室501B 
【定員】30名

【当日のスケジュール】

10:30〜11:00 はじめに――「知」と「愛」、西田幾多郎とは誰か
11:00〜12:00 第一部 講義――『善の研究』を読む I
12:00〜13:30 休憩
(ワーク1:休憩中に『善の研究』から印象的な言葉を選び、書き写す)
13:30〜13:45 選んだ言葉をめぐるディスカッション
13:45〜15:00 第二部 講義――『善の研究』を読む U
15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:00 ワーク2――講師から出される幾つかの問いについて考える(後半ディスカッション)
16:00〜16:30 まとめと質疑応答


【当日の予定詳細】

10:30〜11:00 はじめに 「知」と「愛」、西田幾多郎とは誰か
◇この講座の基本になる言葉と非言語的「コトバ」の関係についてお話をします。
◇哲学とは何かをめぐって基礎的なお話をします。
◇西田幾多郎をめぐる基本的な事柄に関してもお話しします。

11:00〜12:00 第一部 講義――『善の研究』を読む I
◇『善の研究』は、西田幾多郎の最初の著作であり、同時に主著であり、従来の常識を打ち破った、型破りな哲学書です。
◇この本を読みながら、西田がいう「大なる自己」を探求するための「鍵」となる言葉を探します。
◇西田幾多郎の思想は、禅の修行に裏打ちされていて、とても肉感的、経験的です。「生きたコトバ」のもつ「ちから」を味わってみましょう。

12:00〜13:30 休憩 ワーク1
◇休憩中に『善の研究』、あるいはレジュメの言葉から印象的な一編を選び、書き写しておいてください。

13:30〜13:45 選んだ言葉をめぐるディスカッション
◇選んだ理由、書き写した実感などをめぐって意見交換をします。

13:45〜15:00 第二部 講義――『善の研究』を読む U
◇『善の研究』には、従来の思想書にはない力強さがあります。こうした生きた思想にたどりついた西田の道程を味わってみましょう。
◇西田幾多郎は哲学の原点としての「悲哀」を強調します。その意味をめぐって、さらに考えて行きます。

15:00〜15:15 休憩

15:15〜16:00 ワーク2――講師から出される幾つかの問いについてディスカッション
◇哲学とは、他者、そして自己との対話にほかなりません。『善の研究』に基づいた哲学的対話の糸口につながるよう、講師からいくつかの問いが出されます。その問題をめぐって考えを深めます。
◇グループでディスカッションする時間も取りたいと思います。正解などはありません。互いの考えを聞き合うことで、ご自身の問いを深めて行かれることが目的です。

16:00〜16:30 まとめと質疑応答


<お申し込み>

※満席となりましたので、キャンセル待ちにて承ります。 こちらよりお申し込みください。