※8/12(水)、13(木)は夏期休業のため、お問い合わせやお申し込みへの返信はお休みとさせて頂きます。8/14(金)以降に順次ご対応させて頂きます。
なお、8/12(水)の講座につきましては予定通り開催させて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
■新型コロナウイルスの感染予防対策に関して(お申し込み前にご確認下さい)
公開講座・読書の学校
●現在募集中の講座一覧
・【音声講座】公開講座:<哲学の教室> 人生の本質とは何か シモーヌ・ヴェーユ『重力と恩寵』(田辺保訳・ちくま学芸文庫)を読む はこちら●公開講座のご案内
公開講座は「詩を味わう、詩を書く」など、一日かけてテーマごとに「読む」「書く」「聞く」「話す」を織り交ぜながら、
講師(若松英輔)とともに言葉への経験を深めていく講座や、課題図書を設定して、
さまざまな鍵となる文章を抜粋したレジュメを中心に講師が解説していく講座などがございます。
(詳細は各講座の案内をご確認下さい)
こちらは20〜40人前後(会場による)で行う講座で、レジュメ付きです。課題の<特典>はございません。
当講座には、お申込み頂ければ、どなたでもご参加頂けます。(事前のアンケートなどの提出は不要。入会金も掛かりません)
若松の講座に初めて参加してみようと思われる方や、興味のあるテーマに出会った場合などに、お気軽にご参加頂ければと思います。
<講座受講までの流れ>
●クレジットカード払いの場合
1.クレジットカード専用ページからのお申込み
2.ご案内メール(自動送信)受信
3.講座当日
●お振り込みの場合
1.申込フォームからお申込み
2.ご案内メール受信
3.ご入金(銀行振込)
4.講座当日
【音声講座】公開講座:<哲学の教室> 人生の本質とは何か シモーヌ・ヴェーユ『重力と恩寵』(田辺保訳・ちくま学芸文庫)を読む
【音声講座 お申し込み受付中】 緊急事態宣言を受けまして、音声講座へと変更させて頂くこととなりました。 お申し込みの方には、講座予定日より2週間前後で、音声データとレジュメをお送りさせて頂きますので、ご自宅でご受講頂けます。ご質問も承ります。
音声講座について、詳しくは下のお申込みリンク先のページよりご確認ください。
※ご購入は読むと書く会員様限定とさせて頂きます。会員様以外でご受講をご希望されるかたは、事務局までお問い合わせ下さい。
シモーヌ・ヴェーユは、生きている間に一冊も本を出すことはありませんでした。しかし、没後に刊行された『重力と恩寵』や『根をもつこと』などは今も読者を魅了し続けています。
彼女が一貫して考えたのは、何がこの世界をつかさどっているのか、そして、人が生きていく上で、本当にかけがえのないものとは何か、という問題でした。
若き日ヴェーユは、哲学者で『幸福論』の著者でもあるアランに学びました。アランは日常の言葉で思索する意味を問い続けましたが、ヴェーユもその血脈を継いでいます。
ヴェーユにとって、詩と信仰と哲学は、真実を探求するための「一つ」の道でした。彼女はつねにこれらの三つが、一つであり得る場所に立とうとしたのです。
詩と信仰と哲学、それは「感じること」「信じること」「考えること」だと言い換えることもできるかもしれません。この三つの営みが一つであること、それは、誰の人生にとっても大切なことなのかもしれません。
今回の講座では、この三つの「動詞」が一つになる場所はどこかを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。(若松英輔)
※販売終了致しました。