公開講座

●現在募集中の講座一覧

6月23日(日)哲学の教室 はじめてのニーチェ――名著『ツァラトゥストラ』(手塚富雄訳)を読む はこちら

●公開講座のご案内

 公開講座は「詩を味わう、詩を書く」など、一日かけてテーマごとに「読む」「書く」「聞く」「話す」を織り交ぜながら、
講師(若松英輔)とともに言葉への経験を深めていく講座や、課題図書を設定して、
さまざまな鍵となる文章を抜粋したレジュメを中心に講師が解説していく講座などがございます。
(詳細は各講座の案内をご確認下さい)
こちらは20〜40人前後(会場による)で行う講座で、レジュメ付きです。課題の<特典>はございません。
 当講座には、お申込み頂ければ、どなたでもご参加頂けます。(事前のアンケートなどの提出は不要。入会金も掛かりません)
若松の講座に初めて参加してみようと思われる方や、興味のあるテーマに出会った場合などに、お気軽にご参加頂ければと思います。

<講座受講までの流れ>

●クレジットカード払いの場合
1.クレジットカード専用ページからのお申込み
2.ご案内メール(自動送信)受信
3.講座当日

●お振り込みの場合
1.申込フォームからお申込み
2.ご案内メール受信
3.ご入金(銀行振込)
4.講座当日


※募集を終了いたしました。

コトバの教室  いのちの言葉、いのちの詩――塔和子と志樹逸馬 T

塔和子〔とうかずこ〕と志樹逸馬〔しきいつま〕は、ともに現代を代表する詩人だといってよいと思います。塔和子は、大岡信の、そして志樹逸馬は神谷美恵子の心を大きく揺るがしました。現代の詩が、どこかに置き忘れたものを二人が、しっかりと捉えていてくれたことに驚いたのです。塔和子はおよそ二十冊の詩集を刊行しましたが、志樹逸馬は生前、詩集を出しませんでした。しかし、その言葉は神谷美恵子の『生きがいについて』に引用され、多くの人に読まれました。
二人はともにハンセン病という大きな試練を背負いながら詩を書き続けました。ハンセン病は、現代では完全に治癒し、感染もしません。ですが、戦前は状況が違いました。病は二人に、生活上の多くの不自由を強います。しかし、それは同時に二人を「生命」を超えた「いのち」の次元へと導くことになりました。二人は、人間は自分で生きるだけではなく、何ものかに生かされてもいる、という認識を深めてきます。
時間とともに過ぎ行く「生命」ではなく、日々、深まり、日々新生する「いのち」のコトバを二人の作品を味わいながら、皆さんと共に「いのち」のコトバをつむぎだす感覚を確かめてみたいと思います。


※今回の講座はお申込みの際に、講座受講に加えて作品を提出いただくオプション(若松からのコメントをつけて後日ご返送いたします)をお選びいただけます。
(オプションご希望の方は、講座お申し込みの際にお選びください)


【日時】2019年5月19日(日)10:30〜16:30(受付開始10:15〜)
【参加費】
・講座参加のみ  9,000円(税込)
・講座参加+作品提出・若松からのコメント返送 11,000円(税込)
【会場】新宿三丁目貸会議室401A 
【定員】36名

【当日のスケジュール】

10:30〜11:00 はじめに――詩の言葉とコトバについて
11:00〜12:00 第一部 講義――塔和子の詩を読む
12:00〜13:30 休憩(休憩中に塔和子の詩から好きな一編を選び、書き写す)
13:30〜13:45 選んだ詩をめぐるディスカッション
13:45〜14:15 ワーク1――「いのち」をめぐって詩にしてみる
14:15〜15:15 第二部 講義――志樹逸馬の詩を読む
15:15〜15:30 休憩
15:30〜16:00 ワーク2――詩を書いてみる
16:00〜16:30 まとめと質疑応答
16:30〜16:45 (添削希望の方は、このお時間まで教室で清書などして頂けます)


【当日の予定詳細】

10:30〜11:00 はじめに 言葉とコトバについて
◇この講座の基本になる言葉と非言語的「コトバ」の関係に関してお話をします。
◇詩における言葉の役割についてもお話します

11:00〜12:00 第一部 講義――塔和子の詩を読む
(詩を書く基礎を学ぶ)
◇塔和子の詩を読みながら、「いのち」を見つめる生活、「いのち」を表現する言葉をめぐって考えてみます。
◇彼女にとって詩を書くとは、生の根源を確かめてみることでした。彼女の作品を読みながら、日々の生活に眠っている「生きる意味」を言葉にする糸口を考えてみます。

12:00〜13:30 休憩
◇休憩中に塔和子の詩から好きな一編を選び、書き写しておいてください。

13:30〜13:45 選んだ詩をめぐるディスカッション
◇休憩時間に選んだ詩の理由、書き写した実感などをめぐって意見交換をします。

13:45〜14:15 ワーク1――「いのち」を詩にしてみる
◇身体的な「生命」とそれを超える「いのち」の存在とはたらきを感じ分けてみましょう。
◇「いのち」を感じるとき、「いのち」を感じた出来事を、その瞬間、その心情を想い出してみましょう。
◇この段階は詩の原型を書く、あるいは短行詩(四行詩・五行詩)でかまいません。
◇後半には、グループでディスカッションする時間も取りたいと思います。書いてみての感想や難しさなど他の参加者と話し合ってみることで、さらにご自身へのヒントを得ることができるでしょう。

14:15〜15:15 第二部 講義――志樹逸馬の詩を読む
◇志樹逸馬は、私たちが五感で感じる「時間」の世界の奥に「永遠」の世界を感じ、その経験を詩という器に移し替え、人々に届けようとしました。
◇彼の眼には身体の奥に「からだ」を感じ、生命の奥に「いのち」を感じていました。
彼の詩を読みながら、日常世界の深みにあって、見過ごされがちな「生きがい」を言葉にする可能性を考えます。

15:15〜15:30 休憩

15:30〜16:00 ワーク2――詩を書いてみる
◇ワーク1で書いた詩の原型を基盤にしながら、一五行から二十行程度の詩を作成してみましょう。
◇後半では各自が、作品をひとつ朗読し、感想を交換しましょう。(もしくは書いてみての感想だけでも構いません)
◇この時間にグループで疑問点や質問も考えてみてください。

16:00〜16:30 まとめと質疑応答

16:30〜16:45 (添削希望の方は、このお時間まで教室で清書などして頂けます)



20行以内の詩を1編、または短い詩であれば複数でもけっこうです(ただし、全ての詩の合計20行以内となります)。なお、お名前を忘れずにお書き下さい。
三〜四週間をめどに、若松のコメントをお付けして、メール添付にてご返信致します。 (講座お申し込みの際に、添削付きを選んだ方のみになります)






哲学の教室 はじめてのニーチェ――名著『ツァラトゥストラ』(手塚富雄訳)を読む

ニーチェの『ツァラトゥストラ』は、近代の哲学のあり方を決定した著作でしたが、刊行された当初は、八部ほどしか売れなかった、という逸話があります。それほど時代の常識とは異なった「哲学書」だったのです。
しかし、時間が経過すると、彼の哲学は、彼一個の表現の問題ではなく、哲学がよみがえるために、どうしても必要な道程だったことが分かります。
ニーチェは、哲学が、文学(詩)、芸術(音楽)、宗教(超越)と分離していた現状を打破しようとしたのでした。それは、私たちの日常と哲学をふたたび出会わせてくれる道行きでもあったのです。
彼の言葉は大変平易でありながら力強く、読む人すべてに「わたしの哲学」はどこにあるのかを考えることを促してくれます。(若松英輔)

※いつかは読んでみたいと思っていらっしゃった方、新たな視点で再読してみたいと考えていらっしゃる方にもおすすめの講座です。

※『ツァラトゥストラ』は、さまざまな翻訳が出ています。どの翻訳でも構いません。少しだけでも目を通しておいて頂けると良いかと思います。(完読しておく必要はありません)

【日時】2019年6月23日(日)10:30〜16:30(受付開始10:15〜)
【参加費】
9,000円(税込)
【会場】新宿三丁目貸会議室501B
【定員】29名

【当日のスケジュール】

10:30〜11:00 はじめに――哲学とは何か、ニーチェとは誰か
11:00〜12:00 第一部 講義――『ツァラトゥストラ』(手塚富雄訳)を読む I
12:00〜13:30 休憩
(ワーク1:休憩中に『ツァラトゥストラ』から印象的な一節を選び、書き写す)
13:30〜13:45 選んだ言葉をめぐるディスカッション
13:45〜15:00 第二部 講義――『ツァラトゥストラ』(手塚富雄訳)を読む U
15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:00 ワーク2――講師から出される幾つかの問いについて考える(後半ディスカッション)
16:00〜16:30 まとめと質疑応答


【当日の予定詳細】

10:30〜11:00 はじめに 哲学とは何か、ニーチェとは誰か
◇この講座の基本になる言葉と非言語的「コトバ」の関係についてお話をします。
◇哲学とは何かをめぐって基礎的なお話をします。
◇ニーチェをめぐる基本的な事柄に関してもお話しします。

11:00〜12:00 第一部 講義――『ツァラトゥストラ』(手塚富雄訳)を読む I
◇『ツァラトゥストラ』は、ニーチェの主著であり、型破りな「哲学書」です。この本を読みながら、哲学はどこにあり、どのような言葉で表現されているのかを考えます。
◇ニーチェの言葉を読みながら、私たちの日常生活と哲学の関係を考えてみます。
◇ニーチェの言葉は、たいへん力強いですが、彼の言葉はたいへん平易です。平易な言葉のもつ「ちから」を味わってみましょう。

12:00〜13:30 休憩
◇休憩中にニーチェの言葉から印象的な一編を選び、書き写しておいてください。

13:30〜13:45 選んだ言葉をめぐるディスカッション
◇選んだ理由、書き写した実感などをめぐって意見交換をします。

13:45〜15:00 第二部 講義――『ツァラトゥストラ』(手塚富雄訳)を読む U
◇『ツァラトゥストラ』は、現代人が考える「哲学書」とはまったく異なる姿をしています。そうした様式にニーチェがたどりついた道程を味わってみましょう。
◇私たちの日常生活のなかにある哲学について、さらに考えて行きます。

15:00〜15:15 休憩

15:15〜16:00 ワーク2――講師から出される幾つかの問いについてディスカッション
◇哲学の問題は、誰の内面にもあります。誰しも「私の哲学」をもっているはずなのです。ニーチェの言葉を手引きに、日常をより深く味わい、「私の哲学」を考える糸口につながるよう、講師からいくつかの問いが出されます。
◇後半には、グループでディスカッションする時間も取りたいと思います。正解などはありません。互いの考えを聞き合うことで、ご自身の問いを深めて行かれることが目的です。

16:00〜16:30 まとめと質疑応答


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⇒6月23日(日)哲学の教室 はじめてのニーチェ――名著『ツァラトゥストラ』(手塚富雄訳)を読む 9,000円(税込)

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※開催の7日前以降にお申込みの方はクレジット決済をお願いする場合がございます。
※お申し込み後、振込先のメールを差し上げます。