公開講座

●公開講座のご案内

 公開講座は「詩を味わう、詩を書く」など、一日かけてテーマごとに「読む」「書く」「聞く」「話す」を織り交ぜながら、
講師(若松英輔)とともに言葉への経験を深めていく講座や、課題図書を設定して、
さまざまな鍵となる文章を抜粋したレジュメを中心に講師が解説していく講座などがございます。
(詳細は各講座の案内をご確認下さい)
こちらは20〜40人前後(会場による)で行う講座で、レジュメ付きです。課題の<特典>はございません。
 当講座には、お申込み頂ければ、どなたでもご参加頂けます。(事前のアンケートなどの提出は不要。入会金も掛かりません)
若松の講座に初めて参加してみようと思われる方や、興味のあるテーマに出会った場合などに、お気軽にご参加頂ければと思います。

<講座受講までの流れ>

●クレジットカード払いの場合
1.クレジットカード専用ページからのお申込み
2.ご案内メール(自動送信)受信
3.講座当日

●お振り込みの場合
1.申込フォームからお申込み
2.ご案内メール受信
3.ご入金(銀行振込)
4.講座当日


※満席のため、募集を終了いたしました。

詩の教室 彼方からのコトバ、彼方へのコトバ――リルケとブレイク

詩は、彼方の世界からの言葉を受け取ることであり、彼方の世界へと言葉を送ることだとリルケは考えていました。
また、ウィリアム・ブレイクは、詩とはこの世や人の心のありようを描き出すだけでなく、彼方の世界のすがたと「おきて」を告げ知らせるものだと考えていました。
私たちが暮らす日常世界を包み込むかたちで、もう一つの世界が存在すると考えていた点で二人は強く共振します。
その世界では、時間と永遠、人間と天使、死と新生、願いと祈りがまじりあうとこの詩人たちは言います。
詩の言葉は、時空の常識をくつがえす、というのは古今東西に共通の理解であり、リルケとブレイクはその力をよみがえらせてくれたといえるのかもしれません。

この講座では、おもにリルケとブレイク、そしてリルケを愛した井筒俊彦、ブレイクを愛した柳宗悦らの言葉をたよりにしながら、
詩のちからをめぐって皆さんと詩作をしながら考えを深めていきたいと思います。
(若松英輔)

※今回の講座はお申込みの際に、講座受講に加えて作品を提出いただくオプション
(若松からのコメントをつけて後日ご返送いたします)をお選びいただけます。
(オプションご希望の方は、講座お申し込みの際にお選びください)
※今回のオプションは、通常の公開講座では行っておりませんので、この機会にぜひご検討くださいませ。


【日時】2018年12月9日(日)10:30〜16:30(受付開始10:15〜)
【参加費】
・講座参加のみ  9,000円(税込)
・講座参加+作品提出・若松からのコメント返送 11,000円(税込)
【会場】新宿三丁目貸会議室401A 

【プログラムの内容】

開場:(受付け)10:15〜
第一部:10:30〜12:00 リルケの言葉を読む T(詩を書く基礎を学ぶ)
◇「若き詩人への手紙」をはじめとしたリルケの書簡にふれながら、詩を書くための、いくつかのポイントを考えてみたいと思います。
◇リルケの詩作に導かれながら、「遠く」からの言葉を感じ、「遠く」にむかって言葉をつむいでみます。
休憩:12:00〜13:15
第二部:13:15〜14:00 ワーク 詩作 T(詩を書いてみよう)
◇ここでは、「どこまでも遠く、同時にどこまでも近いもの」とは何かを考えてみましょう。
◇具体的に、わたしの「遠く、そして近い」存在に手紙を書くことからはじめてみます。
◇後半には、グループでディスカッションする時間も取りたいと思います。書いてみての感想や難しさなど他の参加者と話し合ってみることで、さらにご自身へのヒントを得ることができるでしょう。
第三部:14:00〜14:45 ブレイクの言葉を読む 
◇詩の世界では、この世界では「二つ」に分かれているものが、「一つ」になる、とブレイクは考えていました。彼は「天国と地獄の結婚」という表現を用いています。
◇ブレイクの感覚は、そのまま柳宗悦の美醜を超えた「美」、「不二の美」という思想に流れ込んでいきます。
◇それは過去と今、怒りとゆるし、あるいは悲しみと情愛の出会いでもあります。
相反するものが「一つ」になる世界をブレイクの言葉をたよりに感じ直してみます。
休憩:14:45〜15:00
第四部:15:00〜16:00ワーク 詩作 U(いくつかの詩を完成する)
◇第二部で書いた手紙から、自分の深い「願い」を感じとり、それを詩にしてみます。詩には、ぜひタイトルも付けていきましょう。
◇後半では各自が、作品をひとつ朗読し、感想を交換しましょう。(もしくは書いてみての感想だけでも構いません)
※このとき、互いに作品の優劣を評価せず、ただひとつのものとして読むようにしましょう。
第五部:16:00〜16:30 まとめと質疑応答

添削希望の方は、最大20行までの長さ(短いものを2,3篇書いて頂いても大丈夫です。その際にも、タイトルを含む20行までとさせて頂きます)で詩作し、最後にご提出下さい。(お名前を忘れずにお書き下さい)
三週間をめどに、若松のコメントをお付けして、メール添付にてご返信致します。
(講座お申し込みの際に、添削付きを選んだ方のみになります)


<お願い>
・室温は適宜調整しておりますが、皆さまそれぞれの体感温度が異なることと、 空調が当たりやすい席もございますため、はおるものなどご持参いただきますようお願い致します。
・お風邪で咳がでるなどの場合は、マスクをして頂くなど、他の参加者へのご配慮をお願い致します。