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★過去の音声講座の人気シリーズを今だけリバイバル!

好評だった講座や、再販のご希望の多かったシリーズ講座を、10〜15%オフで再配信します。

聴講期間はたっぷり9月16日まで。
お好きな場所で、期間中は何回でもお聴き頂けます。

聴きたかったあの講座を受講してみませんか?

<講座一覧>
■沈黙について 

■かなしみについて

■レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』 

■『対訳 ブレイク詩集』――詩人になるとは、詩の使者となることである

■遠藤周作『死について考える』――ほんとうの人生を生きるために

■遠藤周作『影に対して』――「母なるもの」と作家の遺言

■遠藤周作訳 フランソワ・モーリアック『テレーズ・デスケルウ』

■河合隼雄『こころの処方箋』――こころの常備薬をもとめて 

■ブッシュ孝子『暗やみの中で一人枕をぬらす夜は』――かなしみの彼方で詩に出会う

■小林秀雄「信ずることと知ること」 

■ショーペンハウエル『読書について』――叡知を読み解く眼を開く

■ヘルマン・ヘッセ『シッダルタ』――わたしという秘密をもとめて

■新約聖書を精読する「使徒言行録」と「ローマの人々への手紙」」

■<キリスト教霊性入門>「苦しみ」の「力」――ヘンリ・ナウエン『傷ついた癒やし人』を読む

※このページの音声講座は購入後すぐにお聞き頂けます(3営業日以内にお送りします)。
他の音声講座とは配信日や聴講期間が異なります。詳しくは下記をご確認下さい。

【配信】お申込み後、3営業日以内にメールにて、聴講のためのURLとレジュメなどをお送り致します。
【聴講期間】9月16日(月・祝)まで ※いつご購入されても、聴講期限は同じです。
【販売期間】7月22日(月)まで(コンビニ決済の方は、期限までにお支払いまでお済ませ下さい)
【お申込み方法】 「読むと書く」会員様のみご参加頂けます。 会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
・初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
・会員の方はお申込みボタンよりお願いします。(決済ページstoresに移動します。)



講座詳細

 
 この講座では「沈黙」をめぐって考えてみたいと思います。文章を書くときも、読むときも、話すときも、聞くときも「沈黙」をどのように認識し、ときに用いるかによって経験の深さはまるで異なるものになってきます。
書けることよりも書けないことの方が、あるいは話せることよりも話せないことの方が多いことも私たちは経験的に知っています。人は、こうした言葉からあふれでるものを沈黙のなかに感じようとします。
文学者や哲学者、あるいは宗教者たちは「沈黙」の感じる方法だけでなく、その豊かさを分かち合あう可能性も考えています。
もちろん、沈黙とは何かを認識することは「読む」「書く」「聞く」「話す」そして「考える」現場でも大きな変化をもたらします。
この講座では、さまざまな分野の先人の言葉に導かれながら、皆さんと「沈黙のちから」をめぐって考えを深めてみたいと思います。(講師:若松英輔)



【講座時間】約90分(約45分×2)
【受講料】
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み


 
 「かなしみ」には、さまざまな漢字が当てられています。「悲しみ」「哀しみ」「愛しみ」「美しみ」、そして、詩人の中原中也は「愁しみ」という文字を使っています。それぞれが異なる「かなしみ」のはたらきを意味しています。
 多くの場合、悲痛の経験であるはずの「かなしみ」が、どうして「愛」や「美」と人間を結びつけることになるのか。この不思議なはたらきを見つめつつ、「かなしみ」の秘義を皆さんと探究したいと考えています。 (講師:若松英輔)



【講座時間】約90分(約45分×2)
【受講料】
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み


 
 『センス・オブ・ワンダー』は、60ページほどの小さな本です。刊行はレイチェルが亡くなった翌年でした。文字通りの意味で彼女の遺作であり、また、それまでの仕事の結晶となった一冊です。そして「読む」「書く」「感じる」「考える」という基本的な営みを深めるための豊かな叡知にあふれています。
 自然を前にして「知る」よりも先に「感じる」ことが重要だと彼女は述べています。「感じる」ことは「知る」ことを豊かにしますが、逆は必ずしもそうではないからです。「センス・オブ・ワンダー」とは、単に目の前にした自然に驚きを感じることではありません。そこには何かに喜びや深い安堵、そして、畏怖の感情もあります。
 誰にでも備わっている「センス・オブ・ワンダー」という感性をどのように生かすことができるのか。皆さんといっしょに考えてみたいと思います。(講師:若松英輔)



【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』(上遠恵子訳・新潮社)
【受講料】
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

※この音声講座は実際の講座を録音したものです。


 
あるところでブレイクは「私はこの詩を精霊からの直接の命令で書いた」と述べています。ブレイクにとって詩を書くとは、言葉を巧みに用いて内心を表現することではなく、むしろ、言葉の使いになることだったのです。「無垢」「経験」「神」「天使」「春」など、彼の詩を読み解く「鍵語(キーワード)」を扉にしながら、言葉の奥に広がるイマージュと意味の世界を味わいます。「詩人」とはどんな存在なのかを考え、私たちの内なる詩人を目覚めさせることができればと願っています。柳宗悦のブレイク伝などにもふれながら講座を進めていきます。(講師:若松英輔)



【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】『対訳 ブレイク詩集』(松島正一編・訳、岩波文庫)
【受講料】
★全4回まとめてお申し込み<15%オフ>
・書くワーク・質問付き

24,200円

20,570円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

17,600円

14,960円(税込) お申込み

●第1回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第2回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第3回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第4回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

※この音声講座は実際の講座を録音したものです。


 
「死」は誰にとっても避けることのできない出来事であり、「生きる」上での最重要の問題ですが、それは遠藤周作の文学世界の基軸となるものでした。遠藤は『沈黙』をはじめ、さまざまな作品で死を描いてきました。
 『死について考える』は、遠藤周作が「書いた」作品ではなく「語られた」本です。しかし、それだからこそ、平易でありながら、同時に書いた文章とは異なる告白をかいま見ることができます。
 若いときに書店でこの本を手にしたときから、これまで、幾度となく読み返してきました。この本は遠藤周作の核にふれる隠れた扉の一つだと確信しています。
この本を基軸にしつつ、他のエッセイにふれながら、この作家と共に「死」とは何か、その先に遠藤周作が何を見ていたのかを皆さんと確かめてみたいと思います。 (講師:若松英輔)



【講座時間】約180分(約45分×4)
【テキスト】遠藤周作『死について考える』(光文社文庫)
【受講料】

11,000円(税込)

9,900円(税込)お申込み

※書くワーク、質問が含まれています。

※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

★遠藤周作3講座セット『死について考える』『影に対して』『テレーズ・デスケルウ』全部まとめて<15%オフ>

33,000円

28,050円(税込) お申込み


 
 2020年7月、遠藤周作の未発表作品が発表されたという報道があり、世を騒がせました。作家の「未発表」作品の多くは、若き日の草稿などが多いのですが、遠藤の場合はまったく違った、文字通りの意味で秘められた秀作でした。
 この作品で遠藤は、自分の父、もっとも愛した母との関係を語ります。そして、「弱い」自分のことも。
 ユング心理学の元型を思わせる「母なるもの」は、遠藤周作の文学を読み解く重要な「鍵」です。しかしそれは同時に読者である私たちの心の秘密をかいま見る扉にもなるものです。未発表作品を中心に、この本に収められたいくつかの短編にふれながら、すべての人のなかにある「母なるもの」とは何かをめぐって考えを深めてみたいと思います。(講師:若松英輔)



【講座時間】約180分(約45分×4)
【テキスト】遠藤周作『影に対して』(新潮社)
【受講料】

11,000円

9,900円(税込) お申込み

※書くワーク、質問が含まれています。
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

★遠藤周作3講座セット死について考える』『影に対して』『テレーズ・デスケルウ』全部まとめて<15%オフ>

33,000円

28,050円(税込) お申込み


 
  『テレーズ・デスケルウ』は、遠藤周作が、もっとも影響を受けた作品であり、『深い河』でも何度となく言及された作品です。フランソワ・モーリアックは、ノーベル賞も受賞した20世紀フランスを代表する作家ですが、同時に敬虔なカトリックでもありました。
 この作品の主人公テレーズは、あることを契機に、幾度にもわたって夫に猛毒であるヒ素を飲ませます。テレーズは、夫を殺害しようとしたのではありません。事実、夫は死にませんでした。 ほかの人の目には、何の問題もないように映っていたテレーズと夫ベルナールの関係に何が潜んでいたのか。テレーズは、何を耐えがたく感じていたのか。そして、一人の女性の苦しみをめぐってモーリアックと遠藤周作という二人の作家が何を試みたのか。
 二人の作家はともに、小説中の主人公は、しばしば作家の自由にはならないと語っています。この作品を糸口にしながら、物語の秘義をめぐっても考えを深めてみたいと思います。 (講師:若松英輔)



【講座時間】約180分(約45分×4)
【テキスト】遠藤周作訳 フランソワ・モーリアック『テレーズ・デスケルウ』(講談社文芸文庫)
【受講料】

11,000円

9,900円(税込) お申込み

※書くワーク、質問が含まれています。
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

★遠藤周作3講座セット『死について考える』『影に対して』『テレーズ・デスケルウ』全部まとめて<15%オフ>

33,000円

28,050円(税込) お申込み


 
 この本は、河合隼雄の本のなかでも、もっともよく読まれたものの一つかもしれません。55篇の短いエッセイからなる随想集です。「からだ」には、処方箋に従って、さまざまな薬が提供されますが、「こころ」に必要なのは、薬だけでなく「ことば」だと河合隼雄は考えています。
 河合隼雄は、最初の本である『ユング心理学入門』においてすでに、「こころ」のおくにある「たましい」を問う文章を書いています。真の意味で「こころ」を生きるとは自己の「たましい」に出会うことだというのです。
 「たましい」において人は、自己だけでなく、時空を超えた他者とも出会い直すのではないでしょうか。その可能性をめぐって皆さんと「こころ」の世界を河合隼雄とともに旅してみたいと思います。 (講師:若松英輔)



【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】河合隼雄『こころの処方箋』(新潮文庫)
【受講料】
★全4回まとめてお申し込み<15%オフ>
・書くワーク・質問付き

24,200円

20,570円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

17,600円

14,960円(税込) お申込み

●第1回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第2回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第3回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第4回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

※この音声講座は実際の講座を録音したものです。


 
 
  ブッシュ孝子は、病のため28歳で、この世を後にしました。亡くなったあと、恩師が編纂した詩集『白い木馬』が刊行され、神谷美恵子、河合隼雄などがその言葉に強く動かされました。この詩集に収められたほとんどの作品を彼女は、ひと月のあいだに書いています。死を前にして、彼女の内なる詩人が目覚めたのです。
 彼女は苦しみや悲しみだけを詩に書いたのではありません。何よりも彼女は愛の人でした。2020年、先の詩集に収められなかったすべての作品を編み直し、全詩集『暗やみのなかで一人枕をぬらす夜は』が刊行されました。今、およそ半世紀をへて、彼女の言葉がよみがえろうとしています。
 自分にとって大切な一語から詩の世界を切り拓く。その意味と重みを彼女の言葉と軌跡から学び直したいと思います。 (講師:若松英輔)



【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】ブッシュ孝子『暗やみの中で一人枕をぬらす夜は』(新泉社)
【受講料】
●第1回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第2回
・書くワーク・質問付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワーク・質問なし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

※この音声講座は実際の講座を録音したものです。


 
「信ずることと知ること」は、1974年、若者たちを前に行われた講演の記録です。ここで小林秀雄が取り上げたのは、神秘、不可思議な現象にどう向き合うのか、という問題でした。そんなことはあり得ないと否定することはできますが、世の多くの宗教があることは否定できません。また、それを盲信、軽信するところにも創造的なものを生むことはできない。
 この講演で小林秀雄はベルクソンと柳田国男の言葉を導きにしながら「信」と「知」それぞれの役割と、そのあわいにあるものを明らかにしようとします。そこに小林秀雄は叡知と呼ぶべきものを見いだそうとするのです。(講師:若松英輔)



【講座時間】約135分(約45分×3)
【テキスト】小林秀雄『考えるヒント3』(文春文庫)
【受講料】

8,500円

7,650円(税込) お申込み

※書くワーク、質問が含まれています。


 
 世の中に「読書論」と名の付く書物は、数えきれないほどありますが、そのなかで、もっとも長く読まれてきたのが、ショーペンハウエルの『読書について』でした。この本ではいかに読むか、という問題だけが語られているのではありません。
「読む」「書く」そして「考える」ことが一体になっていることの重要性が幾度となく語られます。  
「考える」あるいは「書く」ことなき「読書」は、他人の考えをなぞっているに過ぎない、とも作者はいいます。読書を本当の意味での経験に高めるための道程が、じつに豊かな、そして熱い言葉で語られます。  
この本に私が出会ったのは十代の中頃です。今回、再読し、改めてこの本から受けた影響は巨大なものがあったと思いました。それは「読むと書く」という講座も、この本から始まった、といえるほどなのです   。(若松より)



【講座時間】約180分(約45分×4)
【テキスト】ショーペンハウエル『読書について』(斎藤忍随訳・岩波文庫)
【受講料】

11,000円

9,900円(税込) お申込み

※書くワーク、質問が含まれています。


 
 この本は、ヘルマン・ヘッセの隠れた名作です。「シッダルタ」というと釈迦の名前だと思われるかもしれませんが、この本では違って、釈迦と同時代に生まれた、ある求道者の名前なのです。
 あるとき主人公シッダルタは、真実を求めて旅に出ます。釈迦にも学びました。しかし、彼はそれにも充足を得ることができずに漂泊を続けます。彼が探していたのは「誰かの教え」ではなく、真実の自己であり、自己の奥に眠るものだったからです。
 しかし、求道の旅は一直線にはいきません。ある時期まで僧よりも僧らしく生きたシッダルタでしたが、ある女性との出会いを契機に、この世の誘惑である愛欲とぜいたく、あるいは権力の罠に絡められていきます。しかし、そうしたこともけっして「無駄」ではないことが分かります。 私はどこまでも私であって、しかし、私であることに終わらない。この不思議な人生の秘密を皆さんとじっくり考えてみたいと思います。 (講師:若松英輔)



【講座時間】約180分(約45分×4)
【テキスト】ヘルマン・ヘッセ『シッダルタ』(手塚富雄訳・岩波文庫)
【受講料】

11,000円

9,900円(税込) お申込み

※書くワーク、質問が含まれています。
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。


 
※新約聖書は世界の思想書かつベストセラーでもあります。 信仰を深めたい方はもちろん、特定の信仰をお持ちでない方や他の信仰をお持ちの方も、自由な視座でご参加ください。
 
  これまで「マルコによる福音書」と「ヨハネによる福音書」を読んできました。『福音書』における弟子たちは、イエスの言葉を十分に理解できない、未熟な存在でした。しかし、イエスが亡くなり、復活のイエスを経験した彼らは真の意味での「使徒」になっていきました。その記録が「使徒言行録」です。
  キリスト教における使徒は、生前にイエスに出会った人だけではありません。没後の弟子というべき人もいます。それがパウロです。パウロは多くの書簡を残しています。そのなかでももっとも重要な「ローマの人々への手紙」を読んでみます。ここでパウロはイエスの教えの核にあるのは「愛」であると語ります。
  講座は、「使徒言行録」と「ローマの人々への手紙」を前半・後半で読んでいきます。この二つを同時に読むことで使徒の言葉とコトバを皆さんと改めて考え、感じ直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】新約聖書(下記のいずれかをご用意下さい。レジュメはございません)
@『聖書』(原文校訂による口語訳)(フランシスコ会聖書研究所訳注)5,500円または8,800円
値段の違いがありますが、文字の大きさと版型の差になります。(8,800円はともに大きめ)
本文は中身は変わりません。こちらには『旧約聖書』と『新約聖書』が共に収録されています。
(少し高額ですが、講師いわく「一生ものです」とのことです。)
A『新約聖書』(新版)(フランシスコ会聖書研究所訳注)1,870円
講座では、主にこの本を使います。こちらだけでも問題ありません。



【受講料】
★第1-6回(前半)まとめてお申し込み<15%オフ>

26,400円

22,440円(税込) お申込み
★第7-12回(後半)まとめてお申し込み<15%オフ>

26,400円

22,440円(税込) お申込み

●第1回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第2回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第3回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第4回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第5回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第6回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第7回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第8回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第9回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第10回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第11回

4,400円

3,960円(税込) お申込み
●第12回

4,400円

3,960円(税込) お申込み

※書くワーク、質問は含まれません。
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。


 ヘンリ・ナウエンは、現代において最も影響力のあるキリスト教思想家の一人です。キリスト教の信仰を持つ人にも持たない人にも通じる豊かな「霊性(スピリチュアリティ)」を開拓しました。苦しみ、悲しみ、虚しさ、無力感、挫折といった自らの個人的な経験をありのままに語りつつ、それらを超えた光を見出そうとするその姿勢は、世界中の多くの人々に勇気と励ましを与え続けています。
 キリスト教の霊性と心理療法を統合した『傷ついた癒やし人』は、自らの弱さや傷を、他者の弱さや傷を癒やすための原動力として生かし直すという斬新な観点を提示した、ナウエンの代表作です。
 今回の講座では、この著作を丁寧に読み取りながら、私達の、そして周りの人々の人生を照らし出すささやかな光を共に見出していきたいと思います。


講師 東京大学教授 山本芳久
東京大学教授。1973年生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)でサントリー学芸賞受賞。著書に『キリスト教の核心をよむ』(NHK出版)、『世界は善に満ちている:トマス・アクィナス哲学講義』(新潮選書)、『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論』(知泉書館)、『キリスト教講義』『危機の神学』(文藝春秋、若松英輔との共著)、『世界は善に満ちている』(新潮社)、『アリストテレス 『ニコマコス倫理学』』(NHK出版)、『「愛」の思想史』(NHK出版)などがある。


【講座時間】約90分
【テキスト】ヘンリ・ナウエン『傷ついた癒やし人(ナウエン・セレクション)』新版、渡辺順子訳、日本キリスト教団出版局、2022年。※各自お手元にご用意下さい。
【受講料】
★全4回まとめてお申し込み<15%オフ>

18,480円

15,708円(税込) お申込み

●第1回

4,620円

4,158円(税込) お申込み
断絶した社会におけるミニストリー
 「ミニストリー」とは、キリスト教の「神父」や「牧師」といった聖職者の「職務」「奉仕職」を意味する言葉ですが、ナウエンは、本書において、聖職者のみではなく、他者と深く関わりながら充実した人生を送ることを願っているすべての人の心に強く訴えかけるメッセージを発しています。まずは、第一章「断絶した社会におけるミニストリ―」を精読しつつ、現代世界における人間同士の分断を乗り越えるためのヒントを学んでいきます。

●第2回

4,620円

4,158円(税込) お申込み
根なし草の世代へのミニストリー
 ナウエンは、現代人の基本的な在り方を、「根なし草」という言葉で捉えています。自分の「外」にも「上」にも自分を支えるものを見いだすことのできない「内向性の世代」「父なき世代」である私たちが、どのようにして、自己の人生を導く新たな羅針盤を見出すことができるのか、『傷ついた癒やし人』の第二章を精読しつつ、学んでいきたいと思います。

●第3回

4,620円

4,158円(税込) お申込み
希望なき人へのミニストリー
 ナウエンは、キリスト教の根本的なメッセージを、「希望」のメッセージとして捉えています。明日という日が「終わりのない真っ暗なトンネル」にしか見えない人生の谷間において、人は何を支えに生きていくことができるのか。『傷ついた癒やし人』の第三章「希望なき人へのミニストリー」を読み解きながら、共に学んでいきたいと思います。

●第4回

4,620円

4,158円(税込) お申込み
孤独な牧会者によるミニストリー――傷ついた癒やし人――
 「イエス・キリストは、自分の傷を癒やしの力の大きな源とした」という、本書を導いているナウエンの根本的な洞察が、いよいよ、第四章において正面から語られます。孤独や虚しさという自らの傷にふたをするのではなく、それらを正面から直面することによってこそ開かれてくる自己自身との新たな関係性。そしてそこからこそ開かれてくる他者との新たな関係性。ナウエン思想のクライマックスに触れる最終回としたいと思います。

※学び舎講座は、ご質問、書くワーク提出はございません。
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。



※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※決済完了後、3営業日以内に聴講URLをメールでご案内致しますので、しばらくお待ち下さい。(コンビニ払いを選んだ方は、払い込みが完了した時点でお申込確定となります)
※レジュメはPDFをダウンロードする形でご用意致します。もし、プリンターがない場合は、コンビニプリントをご案内いたしますので、ご相談下さい。
※聴講はストリーミングのみとなります。ダウンロードはできません。
※ご質問はお一人様2問までお送り頂けます。なお、講座によっては質問や課題提出がない場合もございます。各講座の詳細をご確認下さい。



若松英輔「読むと書く」運営事務局
E-mail :info@yomutokaku.jp
営業時間:月−金/9〜17時(祝祭日・当社規定の休日を除く)
※営業時間外に頂いたご連絡は、翌営業日以降にご対応させて頂きます。