著者来歴
若松英輔(わかまつ・えいすけ)
批評家・随筆家。
「三田文学」編集長、読売新聞読書委員、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(2022年3月まで)などを歴任。
1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選。
2016年「叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦」にて第2回西脇順三郎学術賞を受賞。
2018年『見えない涙』にて第三十三回詩歌文学館賞を受賞。
2018年『小林秀雄 美しい花』にて第16回角川財団学芸賞を受賞。
2019年『小林秀雄 美しい花』にて第16回蓮如賞を受賞。
2021年『いのちの政治学』(集英社クリエイティブ、対談:若松英輔:中島岳志)が、咢堂ブックオブザイヤー2021に選出。詳細はこちら→
2022年~永瀬清子現代詩賞 選考委員
2023年~河合隼雄学芸賞 選考委員
・若松英輔公式X
・voicy(若松英輔の「読むと書く」ラジオ)
【邦文著作】
- 『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会 2011)
- 『神秘の夜の旅』(トランスビュー 2011)
- 『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー 2012)
- 『死者との対話』(トランスビュー 2012)
- 『内村鑑三をよむ』(岩波書店 2012)
- 『池田晶子 不滅の哲学』(トランスビュー 2013)
- 『岡倉天心「茶の本」を読む』(岩波書店 2013)
- 『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』(河出書房新社 2014)
- 『君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた』(河出書房新社 2014)
- 『吉満義彦 詩と天使の形而上学』(岩波書店 2014)
- 『生きる哲学』(文藝春秋 2014)
- 『霊性の哲学』(角川学芸出版 2015)
- 『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会 2015)
- 『悲しみの秘義』(ナナロク社 2015)
- 『イエス伝』(中央公論新社 2015 )
- 『内村鑑三「代表的日本人」』(100分de名著テキスト NHK出版 2015)
- 『石牟礼道子「苦海浄土」』(100分de名著テキスト NHK出版 2016)
- 『生きていくうえで、かけがえのないこと』(亜紀書房 2016)
- 『言葉の贈り物』(亜紀書房 2016)
- 『詩集 見えない涙』(亜紀書房 2017)
- 『言葉の羅針盤』(亜紀書房 2017)
- 『永遠の今を生きる者たち』(NHK出版 2017)
- 『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋 2017)
- 『詩と出会う 詩と生きる』(NHK出版 2018)
- 『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波書店 2018)
- 『詩集 幸福論』(亜紀書房 2018)
- 『神谷美恵子「生きがいについて」』(100分de名著テキスト NHK出版 2018)
- 『常世の花 石牟礼道子』(亜紀書房 2018)
- 『種まく人』(亜紀書房 2018)
- 『若松英輔 特別授業「自分の感受性くらい」』(NHK出版 2018)
- 『悲しみなかの真実(NHK100分de名著ブックス)』(NHK出版 2019)
- 『詩集 燃える水滴』(亜紀書房 2019)
- 『詩を書くってどんなこと?』(平凡社 2019)
- 『考える教室 大人のための哲学入門』(NHK出版 2019)
- 『「こころ」異聞 書かれなかった遺言』(岩波書店 2019)
- 『詩と出会う 詩と生きる』(NHK出版 2019)
- 『西田幾多郎「善の研究」』(100分de名著テキスト NHK出版 2019)
- 『本を読めなくなった人のための読書論』(亜紀書房 2019)
- 『悲しみの秘義』(文春文庫 2019(ナナロク社 2015の文庫化))
- 『いのちの巡礼者 教皇フランシスコの祈り』(亜紀書房 2020)
- 『詩集 愛について』(亜紀書房 2020)
- 『霧の彼方 須賀敦子』(集英社 2020)
- 『弱さのちから』(亜紀書房 2020)
- 『14歳の教室 どう読み どう生きるか』(NHK出版 2020)
- 『不滅の哲学 池田晶子』(亜紀書房 2020(トランスビュー 2013の増補新版))
- 『読書のちから』(亜紀書房 2020)
- 『詩集 たましいの世話』(亜紀書房 2021)
- 『魂にふれる 大震災と生きている死者』(亜紀書房 2021(トランスビュー 2012の増補新版))
- 『100分de災害を考える』(100分de名著テキスト NHK出版 2021)
- 『「生きがい」と出会うために 神谷美恵子のいのちの哲学』(NHK出版 2021)
- 『小林秀雄 美しい花』(文春文庫(文藝春秋 2017の文庫化))
- 『沈黙のちから』(亜紀書房 2021)
- 『日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える』(NHK出版新書 2021)
- 『神秘の夜の旅 越知保夫とその時代』(亜紀書房 2021(トランスビュー 2011の増補新版))
- 『詩集 美しいとき』(亜紀書房 2022)
- 『いのちの秘義――レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え』(亜紀書房 2022)
- 『はじめての利他学』(NHK出版 学びのきほん 2022)
- 『亡き者たちの訪れ』(亜紀書房 2022(『死者との対話』トランスビュー 2012の増補新版))
- 『言葉を植えた人』(亜紀書房 2022)
- 『イエス伝』(中公文庫 2023(中央公論新社 2015の文庫化) )
- 『読み終わらない本』(KADOKAWA 2023)
- 『藍色の福音』(講談社 2023)
- 『光であることば』(小学館 2023)
- 『ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う』(亜紀書房 2023)
- 『詩集 ことばのきせき』(亜紀書房 2023)
- 『柳宗悦 美は人間を救いうるのか(上)』(「NHK宗教の時間」テキスト・NHK出版 2024)
【主な英文著作】
- Toshihiko Izutsu and the Philosophy of Word
(LTCB International Library Selection No. 33 2014)
【共著】
- 『井筒俊彦とイスラーム 回想と書評』(慶應義塾大学出版会 2012)
- 『現代の超克』(中島岳志*若松英輔 ミシマ社 2013)
- 『悲しみが言葉をつむぐとき』(和合亮一*若松英輔 岩波書店 2015)
- 『緋の舟』(志村ふくみ*若松英輔 求龍堂 2016)
- 『100分de名著forティーンズ』「走れメロス」(100分de名著テキスト NHK出版 2018)
- 『本を贈る』「眠れる一冊の本」(三輪舎 2018)
- 『高校生と考える21世紀の論点』「読むと書く」(左右社 2018)
- 『キリスト教講義』(山本芳久*若松英輔 文藝春秋 2018)
- 『残夢童女 石牟礼道子追悼文集』(平凡社 2020)
- 『利他とは何か』(集英社新書 2021)
- 『死者と霊性 近代を問い直す』(岩波新書 2021)
- 『すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話』(別冊NHKこころの時代 NHK出版 2021)
- 『いのちの政治学』(中島岳志*若松英輔 集英社 2021)
- 『危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて』(山本芳久*若松英輔 文春新書 2021)
- 『徹底討論! 問われる宗教と“カルト”』(NHK出版新書 2023)
【編集・監修著作】
- 『読むと書く 井筒俊彦エッセイ集』(慶應義塾大学出版会 2009)
- 『小林秀雄――越知保夫全作品』(慶應義塾大学出版会 2010)
- 『井筒俊彦全集』(慶應義塾大学出版会 2013 ~)
- 『井筒俊彦 : 言語の根源と哲学の発生』(河出書房新社 2014)
- 『新版 小林秀雄――越知保夫全作品』(慶應義塾大学出版会 2015)
- 『新編 志樹逸馬詩集』(亜紀書房 2019)
- 『文学者と哲学者と聖者 吉満義彦コレクション』(文春学藝ライブラリー 2022)
- 高橋巖『シュタイナー教育入門──現代日本の教育への提言(叡知の書棚) 』(亜紀書房 2022)
- 柳宗悦『宗教とその真理(叡知の書棚) 』(亜紀書房 2022)
【進行中の連載】(2024年4月現在)
- 「宗教の本質とは? 釈徹宗×若松英輔」(『群像』+web現代 講談社)
- 「人間のちから」(『南御堂』真宗大谷派 難波別院)
- 「光明の福音」(『ひかり』光明会)